藻塩について

藻塩について

藻塩とは、アカモクやホンダワラなどの海藻から抽出したエキスを海水塩と混ぜたお塩のことです。
海藻に含まれるミネラルを多く含んでいるため、まろやかな風味が特徴のお塩です。

藻塩ができるまで

原料の採取

海苔養殖の網に絡まり処理に困っていたアカモクやホンダワラを漁師さんから頂いています。
頂いたアカモクやホンダワラを天日干しにします。

原料の採取
アカモク・ホンダワラからエキスの抽出

アカモク・ホンダワラからエキスの抽出

アカモク、ホンダワラと海水200リットルをタンクに入れ、
1日に4〜5回攪拌しながら2週間ほどかけてエキスを抽出します。

エキスの加熱濃縮

タンクに入った海水を濾したものを窯に入れ、
10リットルになるまで、焦げ付かないように混ぜながら煮詰めます。

原料の採取
香川県産の海水塩混入・天日干し

香川県産の海水塩混入・天日干し

香川県産海水塩と濃縮したエキスを混ぜ合わせ、2〜3日天日干しします。
その後ふるいにかけ、袋に入れて完成です。

藻塩の種類とこだわり

讃岐の藻塩(食塩相当量94%)

讃岐の藻塩

香川県産海水塩に、独自の製法で抽出した高濃度の海藻エキスを混混ぜて天日干しした藻塩です。

瀬戸の粗藻塩(食塩相当量88.9%)

瀬戸の粗藻塩

一度出来上がった塩をもう一度海水で溶かし、塩分濃度の高い海水を作り、平釡でゆっくり煮詰めた時に表面に出来る再結晶化したフレーク状の塩を原料にしています。

おにぎり藻塩(食塩相当量93.9%)

おにぎり藻塩

一度出来上がった塩をもう一度海水で溶かし、塩分濃度の高い海水を作り、平釡でゆっくり煮詰めた時に表面に出来る再結晶化したフレーク状の塩を原料にしています。粗藻塩より粒が細かく、おにぎり用として作りました。

懐かしの藻塩(食塩相当量91.4%)

懐かしの藻塩

流加式平窯製法で作った塩を原料に、独自の製法で製造した高濃度の海藻エキスを混ぜて天日干しして作った藻塩です。ほかの藻塩より塩分相当量が少ないので、海藻のミネラル分を多く含んでおり、だしの素として使用できます。

大粒藻塩(食塩相当量94%)

大粒藻塩

直径が1〜2ミリのビーズ上の塩を原料に、独自の製法で製造した高濃度の海藻エキスを混ぜて天日干しして作った藻塩です。手にくっつきにくく、干物作りに最適です。

藻塩工房だけの製品特長

(1) 当社の藻塩は海藻エキス成分が濃厚でたんぱく質を含んでいます。そのため他社の藻塩とは分類が異なり、 独立行政法人 農林水産消費者センターより賞味期限の表示を義務付けられています。
(2) 2014年 国土交通省観光庁観光資源課より、当社の「なつかしの藻塩」が世界にも通用する究極のお土産として、塩では国内で唯一ノミネートされました。
(3) 原料の海藻は主にアカモクを使用しています。